新しくなったピークデザインのスライドライトを購入!ミラーレス一眼に最適!

こんにちは、@ゆーせーです。

皆さん、カメラのストラップはなにを使ってますか?

まあ大部分の方はカメラ買ったときにセットでついてくる純正のカメラストラップを利用していると思います。

自分の場合はピークデザインという会社のカメラストラップを愛用しています。

もともとは純正のカメラストラップが壊れたのをきっかけにピークデザインにシステムを統一しました。

同様にハンドストラップのクラッチやカメラクリップのキャプチャープロも愛用しています。

手になじむハンドストラップ。ピークデザインのクラッチが最高だった。 山登りにカメラを持っていくのにめちゃくちゃ便利!カメラクリップのキャプチャープロの紹介。

それからずっとピークデザインのカメラストラップを使っているのですが、このたび自分のカメラシステムを富士フイルムのミラーレス一眼システムに移行することに決めて、X-T2を買いました。

【マウント変更】僕がニコンFマウントから富士フイルムXシリーズへ乗り換えた理由 FUJIFILM X-T2購入!富士フイルムXシリーズのフラッグシップ。

しかし小型軽量ミラーレスのX-T2を購入したので、スライドだとカメラストラップが大きすぎました。

そこで新しくピークデザインのスライドライトを購入!

スライドライトは軽量な一眼レフやミラーレス用に最適化されているのでかなり良い感じです。

実はピークデザインのカメラストラップは2017年12月にリニューアルされたので、新しくなってさらに使いやすくなりました!

ピークデザインとは

ピークデザインはアメリカのスタートアップ(ベンチャー企業)です。

カメラギアの新しいスタイルを次々と提案している会社でクラウドファウンディングサイトの「キックスターター」で資金を募るという日本ではあまり考えられないような最先端なやり方でプロダクトを開発しています。

非常にクリエイティブな精神を持った人たちの集まりで、他社ではなかなか出会えない発想・デザインの製品を数多く開発しています。

2010年設立という比較的新しい会社であることやCEOもアウトドアフォトグラファーであることからおしゃれで「あったらいいな」と思う痒いところに届くデザインが素晴らしい会社です。

参考 Peak DesignPeak Design

日本の正規代理店は「銀一」で、ピークデザインのプロダクトは銀一のオンラインショップやカメラ量販店で購入できます。

日本でも最近よくピークデザインのプロダクトを使っている人を見ます。おしゃれなカメラ男子や女子が使っていることが多い印象。

ちなみに写真のお兄さんは日本のCP+のピークデザインブースにいたピークデザインのスタッフさん。ピークデザインのTシャツ欲しいっす。この時、2月だったんですが半袖でいらっしゃいました。

ピークデザインのカメラストラップのメリット

ピークデザインのカメラストラップのメリットとして、ストラップが簡単に着脱可能な点が一番大きいです。

特に三脚を使う撮影においては、カメラストラップをつけたままカメラをつけるとカメラストラップに引っかかってカメラの転倒の原因となったり、風が強いとなびいて写真がブレる原因となります。

なにより、カメラストラップがついていると邪魔です。そんな不自由な点をピークデザインは解消してくれます。

ピークデザインが簡単に着脱できる理由は独自のアンカーシステムにあります。

アンカーとは

ピークデザイン独自のストラップ金具のこと。

アンカーを用いることで、ワンタッチでストラップを脱着できる仕組みを採用しています。

アンカーを利用することでワンタッチでストラップの着脱が可能になります。

ネックストラップのスライドやスライドライトなどからハンドストラップのクラッチに簡単に付け替えることもできます。

またピークデザインからはキャプチャーと呼ばれるカメラクリップもあり、バックパックの肩パッドにつけることでワンタッチで着脱し撮影できるように工夫されています。

キャプチャーも新型に変わりましたが自分は旧型のキャプチャープロを愛用しています。

アルカスイス互換なのもグッドな点です。

山登りにカメラを持っていくのにめちゃくちゃ便利!カメラクリップのキャプチャープロの紹介。
アルカスイス互換とは

実はカメラと雲台の間にセットして「雲台に対してカメラ脱着を手早く行えるようにする道具」であるクイックシュー(クイックプレート)には様々な規格がありますが、アルカスイス互換はその規格の中の一つです。

クイックシューの規格の中でもっとも主流なのがアルカスイス互換となっています。

ちなみにアルカスイスの語源は雲台で有名なアルカスイスが作った規格だからです。

あとはエブリデイメッセンジャーやエブリデイバックパックなどのカメラバッグには見えないようなオシャレなメッセンジャーバッグやバックパックも発売されており、これらのカメラバッグとアンカーの親和性も高く、ピークデザインのかなめはアンカーシステムにあります。

新しくなったスライドライトを購入!

というわけで新しくなったスライドライトを購入してみました!

内容物

内容物は下記の通り

・スライドライト
・スタンダードプレート
・アンカー×4
・六角レンチ
・説明書
・ピークデザインのロゴステッカー
・袋

付属の袋も新しくなりました。

デザイン

新しくなったスライドライトですが、ストラップのデザインがかなりスタイリッシュになっています。

自分は旧型のスライドとサミットエディションのスライドを持っていますが、デザインでは今回のスライドライトが好みです。

スライドライトはブラックとアッシュの二種類がありますが、自分はアッシュを選択しました。

他の製品との仕様の比較

今回のスライドライトとX-T2の純正ストラップやスライド、また旧型品と比較してみましょう。

スライド、スライドライト、リーシュ、X-T2純正ストラップの比較

スライドスライドライトリーシュX-T2純正ストラップ
製品型番SL-3
SLL-3L-3不明
耐久重量90kgまで90kgまで90kgまで不明
重量148g104g86g不明
値段$64.95$49.95$39.95販売なし

新しくなったスライド、スライドライト、リーシュ、X-T2純正ストラップの比較を比較してみました。

しかしX-T2純正ストラップの情報が全く調べられず。ネットで検索しても市販されていないようで仕様がわかりません。誰か教えて欲しい。

耐荷重はアンカーの上限である90kgですが、ストラップの方の強度やストラップ幅もあるので一眼レフならスライド、軽量一眼レフやミラーレスはスライドライト、軽量ミラーレスやコンデジはリーシュがいいと思います。

新型スライドライトと旧スライドライト、X-T2純正ストラップの比較

スライドライト(新型)スライドライト(旧型)X-T2純正ストラップ
製品型番SLL-3
SLL-1不明
耐久重量90kgまで90kgまで不明
重量104g141 g不明
値段$49.95$49.95販売なし

続いて新型スライドライトと旧スライドライト、X-T2純正ストラップの比較です。

新型スライドライトは型番がSLL-3で旧型スライドライトはSLL-1でした。SLL-2はどこにいったんだ?

調べる前はほぼ一緒だろうと思っていたのですが、実際には新型スライドライトは40gほど軽くなっていました。実に三分の一の軽量化です。これは体感で結構違う差になるはず。

アンカーが便利になった!

続いてアンカーの比較です。

アンカーは新型でも旧型でも耐荷重は90kgです。

個人的には新しくなったストラップのデザインよりもアンカーの進化に感動しました。

こちらが旧型アンカー。円盤部分がフラットです。

こちらが新型アンカーです。わかりにくいですが円盤部分がエッジが効いて角度がついています。

旧型のフラットな形状に比べて新型はエッジが効いていて、ストラップに嵌めやすくなっています。

また、アンカーについてる紐がかなり細くなっています。そして細くなっているにもかかわらず耐荷重は旧型のアンカーと同じです。

細くなったことで新しいアンカーでは富士フイルムの金属環(ストラップ取り付け部)に直接つけられます!

今回、新しいスライドライトを購入して理由として一番大きかったのはこの点です。

実は旧型のアンカーだと金属環に紐が入らなかったので、三角環(ストラップリング)をかませてつけていました。

しかしこれはダサい!

そして、三角環が歪むという事象が発生することも聞いていました。そんなアンカー使いたくない!

初めはアンカーだけ新型買おうと考えたんですが、せっかくなのでスライドライトもついでに買ったわけです笑

ちなみに旧型アンカーでも新型アンカーでも旧スライドにはめることができます。なので旧型のストラップが気に入っている方は新しいアンカーだけ買い足すこともオススメです。

あるいはアンカーリンクスを購入すれば純正のストラップや別のお気に入りのストラップを使いたい!という方でもコネクタ部分のみアンカーシステムにできるのでストラップの着脱がめちゃ楽になります。

滑り止め部分について

ここ二年ほどピークデザインのカメラストラップのスライドをD610と大三元で使っていましたが、けっこうストラップの損傷が激しいです。

旧スライドのカメラストラップは弱かったです。滑り止め部分が硬いので、その部分が折り曲げると割れてしまいます。

バックパッカーとして旅先で撮りまくっていたらここまで汚れました。特にホーリーが厳しかった(笑)

ヴリンダーヴァン(vrindavan)でホーリーを体験して写真も撮ってきた。

新型のスライドシリーズは滑り止め部分も新しくなりました。どこまでもってくれるか楽しみです。

ちなみに肩にかけた印象として以前のスライドは滑り止め部分が固くて、まるでシートベルトが首にかかってる気持ちになったのですが、新型になってからは滑り止め部分がかなり柔らかくなって首にかけやすくなりました。

滑り止め部分が柔らかくなったことで、ストラップの収納もだいぶしやすくなりました。

付属するプレートについて

付属するプレートもアルカスイス互換のスタンダードプレートから新型のプレート(アンカーマウント)に変更になりました。

以前のスタンダードプレートはミラーレスカメラには大きすぎて、カメラ本体よりも幅をとっていました。

しかし新型のアンカーマウントは薄くて小さくなったので、ミラーレスでも使いやすいです。

完全にプレートは時代の潮流を反映してミラーレスを意識したデザインになりましたね。

とはいえ、アルカスイス互換でなくなったのでアルカスイス互換雲台使っている方にはスペックダウンになってしまいました。そこはすこし残念です。

また自分はX-T2使っていまして、中華製のL字プレートをグリップ代わりに常時つけていますが、新型のアンカーマウントだと縦にすればバッテリー交換も可能です。

購入方法

ちなみにピークデザインは国内での購入価格がなかなかお高いので、アメリカから輸入しました。

とはいえ、スライドライト単品だと送料であしがでるので、他にも欲しかったRRSなどのカメラ備品と一緒に購入。

アメリカから輸入するならB&Hがオススメですよ。

海外通販サイトのB&Hでカメラのレンズを買ってみた(しかもPayPal決済で)

まとめ

如何でしたでしょうか。個人的にはアンカーの進化がすごいので、旧型からの乗り換えでピークデザインの新型購入はありだと思います。

カメラストラップはたしかに純正でも十分なのですが、試しに変えてみるだけでも違う世界が見れるのでオススメです!

写真撮るのがさらに楽しくなるアイテムですよ!

アンカーのアップデートがありました。

今回購入したスライドライトのアンカーですが、V2と呼ばれる第2世代のアンカーからアップデートされた第3世代(V3)のアンカーが使用されています。

しかしのこのV3のアンカーですが、1万7千人に1人のお客様のアンカーの劣化が早いとの不具合が報告されたそうです。

そんなかなり低い確率の不具合にもかかわらずピークデザインの対応は素晴らしかった。なんと無償アップデートしてくれました!

しかも嬉しいのが自分のような日本に住んでいる人間にもわざわざ国際便でアメリカから無償でアンカー送ってくれたこと。こういう誠意を見せてくれるのが良いメーカーの証ですね。

というわけで第4世代(V4)のアンカーが無償で自宅に届きました!

ほかにも自分のアンカーを調べたらV3だった!って方は日本代理店の銀一さんのウェブサイトに対応方法が載っているので参照してください。

参考 Peak Designよりアンカーアップデートのお知らせ銀一株式会社

ちなみにアメリカから直接個人輸入された方ももちろん無償アップデートの対象ですよ。

アンケートに答えるだけで送ってくれます。