無償アップグレードのプレミアムエコノミークラスで成田-ムンバイを往復!

こんにちは、@ゆーせーです。

2017年12月27日から2018年1月9日にかけて南インドを旅してきました。

今回は成田空港からムンバイまでANAで向かったのですが、なんと往復でエコノミーからプレミアムエコノミーへ無料アップグレード!

夏の成田-メキシコシティに続いての無料アップグレードはテンション上がりますね!

今回は無料アップグレードに至った経緯とプレミアムエコノミーの乗り心地をレビュー致します!

今回もマイル発券!

まずはANA便の発券方法ですが今回ももちろんマイル発券です!

もちろんソラチカルートで貯めたマイルです。

2017年は25万マイルくらいは貯めることができました。

ソラチカカードを使えば年間最大21万6000マイル貯まって年3回タダで海外に行ける!

そして自分の中ではANAのインド便をマイル発券するのはバックパッカーに激しくおススメします。

理由はインドは成田からの往復で3万マイル台で発券できるのでコスパがかなりいいです。

ANAはマイル発券にゾーン制を採用しており、韓国行くのに1万5000マイル、日本-インド間のざっくり半分の距離の中国で2万マイルかかると考えるとそのコスパがわかるはず。

さらにソラチカルートでは月に18000マイル貯められるので、二ヶ月頑張るだけでインド行けます。

また国際線ではどうしてもヨーロッパやアメリカに人気が集中します。ANAでは355日前の便からマイル発券可能ですが、これらの路線は取得可能になるとすぐに埋まります。つまり搭乗の約1年前から埋まってしまうのです。

対してインドは主にバックパッカーに人気が集中するので相対的に取りやすいです。

三ヶ月くらい前でも余裕で繁忙期のチケットがマイル発券できます。

ソラチカルートは残念ながら2018年3月で改悪されますが、インド発券なら今からでも間に合います!

よってコスパも良く、チケットが取りやすいインドはバックパッカーの僕にとってとても助かる国なのです。

成田空港にて無料でプレミアムエコノミーアップグレードの経緯

なんとなく夏旅のビジネスクラスに無償アップグレードされた美味しい体験の余韻が忘れられずにやってきた年末の成田空港。

【ビジネスクラス搭乗記】成田からメキシコシティのボーイング787「ANA BUSINESS STAGGERED」フルフラットシートの搭乗レビュー!

今回の旅までに何を血迷ったのかANA VISA ワイドゴールドカードを作っていたので、ビジネスクラスカウンターで荷物を預けました。(ANA VISA ワイドゴールドカードの特典でエコノミークラスでもビジネスクラスカウンターが使えます)

そこでの会話がこちら

グランドスタッフさん

本日はご搭乗ありがとうございます。
いえいえー、こちらこそよろしくお願いします。

ゆーせー

グランドスタッフさん

大変申し訳ございませんが、当機のエコノミークラスは満席となっておりまして、プレミアムエコノミーに変更させて頂きました。
ありがとうございます!!!

ゆーせー

前回の記憶もあり、「ビジネスクラスまでアップグレードしてくれませんか?」と口から出かかりましたが、なんとか抑えましたw

今回のプレミアムエコノミークラスへの無償アップグレードですがこういった1円も払わずにアップグレードされることを航空業界では「インボランタリー・アップグレード」(略してインボラ、インボラアップグレード)と呼びます。ちょっと業界人っぽいですね。

航空会社では座席の稼働率を上げるために、当日までにキャンセルが起きることを見越して座席数よりも少し多めに予約を取ることが一般的です。しかし予想よりもキャンセルが少なかった時にダブルブッキングが発生し、別の座席や別の便に振り返られることになります。

この振替が多く発生するのがエコノミークラスです。もともとの座席数や予約者も多いので当然そうなります。

今回は年末年始という繁忙期でたまたまエコノミークラスが満席ということもあり、インボラアップグレードが発生したわけです。

ちなみにインボラアップグレードの対象になりやすい方は具体的には以下の通り

インボラアップグレードされやすい人


・航空会社の上級会員(ステータスメンバー)
・予約クラス上位の航空券購入者
・ひとり旅だから(複数人だと動かしづらいため)
・チェックインの早い人
・身なりの綺麗な人

ちなみに本当にエコノミークラスは満席なのか確認したところ、それは本当でした。

複合的な理由でのアップグレードとは思いますが、自分はANAの上級会員ではないし身なりもそんなによくないので下記の理由も加味されたと思います。

・スペース広めな非常席を座席指定していたから
・ANA VISA ワイドゴールドカードを持っていたから

ANA VISA ワイドゴールドカードを持っていたのが大きな理由だと信じています。

また成田→ムンバイ間だけでなく、ムンバイ→成田間もインボラアップグレードでプレミアムエコノミーになりました。つまり往復でプレミアムエコノミーにアップグレード!

理由は成田→ムンバイとまったく同じ。これはもうエコノミークラスには戻れないです。というかインボラアップグレードされまくりです。

ANA VISA ワイドゴールドカードはマイル還元率が最大で1.72%も貯まる最強のカードなので陸マイラー必携です。

世界30カ国以上を旅した僕が考える最強のクレジットカードまとめ

プレミアムエコノミーとは

そもそもプレミアムエコノミー(通称、プレエコ)とは一体なんなのか簡単に説明します。

プレミアムエコノミーとはざっくりと言えばエコノミークラスとビジネスクラスの中間の座席クラスです。

もともとはエコノミークラスとビジネスクラスのサービス内容に差がつきすぎてしまったため、各エアラインが導入していったのがその起源。

現在でも各社の中でサービス内容にばらつきがあり、専用の座席シートを開発し、エコノミークラスとは違ったワンランク上の食事を出す航空会社からエコノミークラスよりも少し座席間隔を広げただけの会社など様々です。

ANAの場合は専用のコンパートメントを設け、エコノミークラスよりも充実した食事や飲み物類などを提供してくれます。

それでは実際に成田-ムンバイのプレミアムエコノミーはどんな感じなのか紹介します。

プレミアムエコノミーの座席

まずプレミアムエコノミーの座席ですが、エコノミークラスとは明らかに異なり大きな座席です。

側面には専用の可動式パーソナルライトが付き、シートピッチも広く(18インチ、約98cm)、座席幅も大きいです座席幅(19.3インチ、約49センチ)。

レッグレストとフットレストもあります。

エコノミークラスだとシートピッチは34インチ(約86cm)だし、レッグレストもないのでかなりゆったりした座席になっています。

機内エンターテインメントの大型モニターもエコノミークラスの9インチに比べて大型化し11インチです。

座席の側面にはPC電源もあるので何かと便利です。ビジネスで乗るには至れり尽くせりの内容。

座席に関しては成田-ムンバイ間の往復ともに変わりなかったです。当たり前ですが。

プレミアムエコノミーの機内食

機内食もエコノミークラスとの差別化が図られています。

まずはお水が配られました。

そして機内食が配られる前にシャンパンもらえました(ビールなどの他のアルコールやソフトドリンクも選べます)。

また、機内食が配られた際にも飲み物頼めました。

機内食に関してはエコノミークラスと同等です。

また食後にはコーヒー、お茶、チャイが提供されるなど明らかにエコノミークラスよりも飲み物類をオーダーしやすい環境にあります。

エコノミークラスなら機内食が配られる間しか飲み物オーダーしにくいじゃないですか?そういうのがプレミアムエコノミーでは軽減されます。CAさんが気にかけてるのが伝わってくるのでいろいろ注文しやすいです。

また機内食の後には一風堂とコラボした「柚子香る鶏豚そばスープ」を食べることができます!

また行きの成田→ムンバイ便限定でしたが、ビジネスクラスで提供されているデザートも頂くことができました。

そして2度目の機内食では軽食としてフルーツとサンドイッチが配られました。

ここまでは行きの成田→ムンバイ便です。

帰りのムンバイ→成田便は深夜便となるので、ビジネスクラスのデザートの提供はありませんでした。

こちらが最初に提供された機内食。

そして夜が明けて提供された機内食がパンとフルーツでした。

なんとなくANAの国際線は往路はフルサービスで、復路は寝ていたら日本に着いているようななるべく搭乗客の邪魔をしないイメージがあります。

プレミアムエコノミーのアメニティー

プレミアムエコノミーのアメニティは枕、毛布、スリッパ、 靴べら、歯ブラシ、 アイマスク、 イアプラグ、ポケットティッシュとまあエコノミークラスよりは充実していますが、そんなに魅力的ではありません。

ビジネスクラスのようにアメニティキットつけてくれるとテンション上がるのですが。。。 

ただしスリッパは結構ありがたいです。機内で靴を脱げるだけでも少し落ち着けます。

その他のサービスに関して

あとトイレなどはエコノミークラスと共用ですが、座席はコンパートメントで仕切られているのでちょっと落ち着けます。

ちなみに今回は無償アップグレードなので、プレミアムエコノミーで普通は使える預け荷物のスターアライアンス優先タグ付けやANAラウンジの利用はできません。

これらを使いたい場合はお金を払って航空券を購入する必要があります。

実際に搭乗した感想

最後に実際にプレミアムエコノミーに搭乗してみた総評です。

特に気になるのがエコノミークラスやビジネスクラスとどのように違うかというとこだと思うのですが、自分が乗った限りではビジネスクラスよりはエコノミークラスに近いアップグレード座席といった印象を持ちました。

エコノミークラスとは座席は違うのですがやはり機内食が同等なのでどうしてもビジネスクラスに搭乗した時のプレミアム感が薄れてしまいます。

座席もフルフラットなビジネスクラスのシートには負けますしね。まあ無償でアップグレードされてるのに何いってるんだという感じですが。。。

最近、毎回無償アップグレードされるのでもうそろそろエコノミークラスには乗れなくなるかもしれないです。

それもこれもマイルのおかげで飛行機に乗るハードルがとても低くなっています。ありがたいですね。

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