こんにちは、ゆーせーです。
二年くらい前に「ANA ToMe CARD PASMO JCB」(通称ソラチカカード)」というクレジットカードを発行して記事にしました。
ANA VISA Suicaカードからソラチカカードに変えました。理由はポイント移行の裏ワザが使えるからです。実はこのカードですが、陸マイラー(飛行機に乗らずに飛行機のマイレージを貯める人)にとって必須のクレジットカードになります。
前回はソラチカカードのメリットをクレジットカードの観点でざっくりまとめましたが、今回は陸マイラーとしてマイルを稼ぐことに特化して書きたいと思います!
陸マイラーとは
陸マイラーとは文字通りなのですが、飛行機に乗らずに航空会社のマイレージを貯める人のことを指します。
空ではなく陸でマイレージを貯めるから陸マイラー。
うん、その通りなんだけど少しかっこ悪い名前ですよね(笑)
年間最大21万6000マイル貯まる!
ひと昔前まで、陸マイラーでマイルを貯めるというのは少しでもポイント還元率の高いクレジットカードに決済を集約することでした。
昔はポイント還元率が3%とか4%のクレジットカードもありました。幸せな時代でしたね。
しかしクレジットカードのポイント還元率が軒並み改悪された現代ではクレジットカードを使って決済を集約するだけではポイントはあまり貯まりません。
じゃあ現代の陸マイラーが何やってるかと言うとポイントサイトを使ってひたすら案件をこなしております。
ポイントサイトとは、成功報酬型広告(クレジットカードの発行や講座の解説など)を中心に広告代理業を行うサイト。
サイト運営者は広告を掲載することにより報酬を受け取り、サイト利用者は掲載されている広告を利用することで成功報酬を得られるシステムとなっています。
例えばハピタスなどが有名です。
これがチリツモかと言われればそんなことはまったくないんです!
うまく案件をこなせばソラチカカードとポイントサイトの組み合わせだけで年間に21万6000マイルものマイレージを貯めることが可能なんです!
1マイル=2円と現金換算するとなんと43万2000円!これだけのマイルをちょっと頑張れば誰でも毎年、貯めることができます。
そしてこれだけ貯まれば年に3回くらいはタダで海外航空券を発券できます(手数料や燃油サーチャージは除く)
実際に自分が今まで発券してきた航空券は下記の通り。(海外のみ)
成田→西安(中国)→羽田 2万3000マイル
羽田↔ウルムチ(中国) 2万3000マイル
成田↔メキシコシティー(メキシコ) 5万5000マイル
成田↔ムンバイ(インド) 3万マイル
成田↔メキシコシティー(メキシコ) 5万5000マイル
成田↔エチオピア 7万マイル
成田↔デリー(インド) 3万5000マイル
羽田↔ウルムチ(中国) 2万3000マイル
羽田↔レイキャビク(アイスランド) 6万マイル
海外航空券だけで合わせて40万4000マイル使ってますがぜんぶ陸で貯めたマイルで飛んでます。
そのほか、国内も沖縄とか九州とかいろいろ発券しています。(国内はたった5000マイルから発券できます!)
ちなみにこれは海外航空券の話なので、国内航空券ならもっと発券できます。21万6000マイルもあれば毎月飛行機乗ることもできますよ(о´∀`о)
ポイントが貯まる仕組み
ここからはなぜソラチカカードを使えば年間21万6000マイルも貯まるか具体的な仕組みを説明します。
ポイントが貯まる仕組みは下記画像の通りです。
ポイントサイトで「ポイント貯める→GポイントorPEXポイントorドットマネーにする(これらのサイトをポイント中継サイトと呼びます)→メトロポイントにする→ANAマイルに変える」。以上。
このルートをもちいればポイントサイトのポイントを0.9倍という高還元率でマイルにできます。
えっ?でもこれならソラチカカードを使う必要あるの?と聞かれるかもしれません。
ソラチカカードのすごいところ
ではなぜソラチカカードが必要なのかというとメトロポイントからANAマイルへ0.9倍の還元率で還元できるのがソラチカカードしかないからです。唯一無二です。
ANAで陸マイラーをやるなら、ソラチカは絶対必要不可欠な1枚です。
なので陸マイラーはみんなソラチカカードの発行をまず最初におこないます。
ちなみにソラチカカード(ANA ToMe CARD PASMO JCB) の他にもToMeカードはいろいろあるんですが、ソラチカ以外のToMeカードでは0.6倍にしかなりません。間違えて別のToMeカードを発行してしまわないように注意してください。
2018年4月からソラチカルート改悪!
実は陸マイラーにとっては大変残念なニュースですが、還元率0.9倍の魔法のルートであるソラチカルートは改悪されました。
具体的な改悪内容はポイント中継サイトからメトロポイントへの直接のポイント交換ができなくなりました。全て廃止です。
ただし、陸マイラーも黙ってはいません。還元率は0.81倍になりますが、LINEルートが開発されました。
LINEルートとは
ソラチカルートは改悪されましたが、廃止にはなっていません。
なぜかというとソラチカカードを持つことでメトロポイントからANAマイルには今でも0.9倍でマイルに変換できるからです。
今回の改悪は要は入口が封鎖されただけということです。
なので、なるべくメトロポイントに高還元率で変換できるポイント中継サイトを探せばいいわけです。
それがLINEポイントでした。今までのドットマネーなどのポイント中継サイトに比べて還元率は1.0倍から0.9倍に落ちますが、それでも最終的には0.9倍×0.9倍で最終的な還元率は0.81倍でANAマイルへの変換が可能です。
※LINEのアカウントがないと、LINEポイントは利用できないので、注意!
PeX→ワールドプレゼントポイント(三井住友VISAカードのポイント)→Gポイント→LINEポイントというルートが利用可能になります。
また、イメージ図にあるワールドポイントとは三井住友VISAカードのポイントなので、三井住友VISAカード(ANA VISAや三井住友エブリプラス等)も所持しておく必要があります。
重要なのはポイント中継サイトのGポイントです。かならず経由する必要があります。
通常はGポイント→LINEポイントで5%相当の手数料が取られるため、損に見えますが、実はこの5%に相当する手数料は、Gポイントの対象広告(楽天等)を利用すると戻ってきます。
なんだか以前のシンプルなソラチカルートに比べてLINEルートはかなり複雑になりましたが、それでもめちゃくちゃお得なので仕方がないですね。
1マイルの価値について
ちなみになぜポイントサイトのポイントは現金ではなくて、マイルにした方が良いかというと1マイルの価値は現金の少なくとも2円以上だからです。
例えば成田→ニューヨークのファーストクラス往復は最盛期で約233万円します。むちゃくちゃ高いですね。
しかしANAマイルなら成田→ニューヨークの最盛期のファーストクラスでもたった16万5千マイルで取得できます。
この場合の1マイルの価値は 2,337,680÷165,000=14.17 となり、1マイル=14.17円となります。
どうようにビジネスクラスとエコノミークラスの場合のマイルの価値も見てみましょう。下記の比較表を参照してみてください。
※最盛期で想定 | ファーストクラス | ビジネスクラス | エコノミークラス |
---|---|---|---|
「成田ーニューヨーク」運賃 | 2,337,680円 | 1,375,680円 | 462,180円 |
「成田ーニューヨーク」必要マイル | 165,000マイル | 90,000マイル | 55,000マイル |
1マイルの価値 | 14.17円 | 15.29円 | 8.40円 |
あきらかにマイルに還元した方が効率的です。
特にバックパッカーや秘境が好みの方なら、例えばインドなら最低3万マイルあればデリーまでの往復チケットを取得できるのでたった二ヶ月間ソラチカルートを頑張れば航空券を取得できますよ!
なぜ最大21万6000マイルか?
メトロポイントからANAマイルへと変換できるポイントの上限が月に2万ポイントだからです。
2万ポイントはANAマイルに換算すると0,9倍で18000マイルなので、18000マイル×12ヶ月=21万6000マイルとなります。
なので陸マイラーはみんなまずはメトロポイントの渋滞(毎月、20000ポイント変換できるようにポイント中継サイトに20000ポイント以上貯めておくこと)を目指します。
ポイントサイトの案件をこなす
このロジックさえ理解できてしまえばあとは簡単。ひたすらポイント還元サイトの案件をこなしていくだけです。
ただポイントとしては資料請求とか楽天市場とかでポイントを二重取りするとか、ちまちまやるよりもガツンといっぱいポイントもらえる案件をやっちゃった方が早く渋滞させられます。
オススメはクレジットカード発行
そして高額案件で比較的やりやすいとなるとクレジットカード発行案件となります。
年会費無料のクレジットカードを一枚発行するだけで1万ポイントくらい貯まる案件もザラにあります。簡単です(๑´ڡ`๑)
しかもクレジットカードには発行するだけでもメリットがあるカードが多々あります。それはこのブログでも過去にいろいろと紹介してきました。
プライオリティパスが無料!!海外によく行くなら楽天プレミアムカードの特典がお得すぎる! 年会費無料!毎年1500円分のポイントが貰えるMUJIカードの紹介。 無料で海外旅行保険の補償額を上乗せできる!ゴールドカードも無料で持てる!エポスカードの紹介。 海外旅行の現金はセディナカードのキャッシングが一番お得だと思ったので作ってみた。ただしクレジットカード発行案件はノーリスクですが、クレジットカードを発行する社会的信用(職業有無やある程度の収入など)は必要なのでご注意を。
またカード会社はCIC(指定信用情報機関)という情報機関に、いつ、どのカードを申込し、カードを何枚所有しているか、支払いはできているのか等々の様々な情報を流し共有しています。
いくら社会的信用があっても短期間でクレジットカードの発行をやりすぎるとその情報も流れます。なので目安は月に一回程度の発行だと思っておいて下さい。
オススメのポイントサイトの紹介
最後にオススメのポイントサイトも何個か紹介致します!ポイントサイトは例えば同じクレジットカードの発行案件でもびっくりするくらいもらえるポイントに差があったりします。なのでここであげたサイトは全部登録しておいてもいいと思います。
ハピタス
ポイントサイトの中でもハピタスは知っているという方も多いです。なぜだろう?笑
非常に見やすいサイトデザインなので好感がもてます♫自分も陸マイラーになってからすぐに登録したポイントサイトです。
ポイントタウン
ポイントタウンは東証一部上場のGMOが運営しているポイントサイトです。このサイトもサイトデザインが非常に見やすいです。
しかもハピタスにはないような案件や、食事モニターなどもあって便利。(現在はハピタスにも食事モニター案件ができるようになりました)
ハピタスよりも高還元率なクレジットカード発行案件もあるのでよく使います。
ECナビ
ECナビは最近注目のポイントサイトで、ポイント還元率の大きなクレジットカード発行案件やポイントタウンやちょびりっちのように外食モニター案件もあるので大きくポイントを増やすことができます。
東証一部上場のボヤージュグループの子会社(ボヤージュマーケティング)が運営しており安心感もあります。登録しておいて損はない会社です。
ちょびリッチ
ちょびリッチは古くからあるポイントサイトなので業界最大手ではないでしょうか。
ちょびリッチはハピタスやポイントタウンと違って条件に以前に発行したクレジットカードでも今は解約して1年以上経っていたらもう一度発行しても対象になるなどゆるい条件も多いので良いです。
またちょびりっちは他のポイントサイトに比べて条件が良いことが多いです。外食モニターでポイントが貯まる案件も数多くあるので登録をお勧めします。
ポイントインカム
最近よく使うようになったポイントサイトがポイントインカムです。
もらえるポイント数も多いし、案件も多めな印象。
最近はネスカフェの案件がとても高還元率なのですが、だいたいいつもポイントインカムを利用しています。
モッピー
モッピーはスマートフォンに特化したポイントサイトですが、PC上でも充分に使えます。
サイトのデザインが非常に見やすいです。
1ポイント=1円相当なので、わかりやすくていいです。
ポイント中継サイト
ポイントサイトでポイントを貯めたらGポイントorPEXポイントのいずれかに変換しましょう。
そしてそこからLINEポイントに変換しましょう。マイルを貯めるという点では、ドットマネーへの変換はNGです。
一応ポイント中継サイトも掲載しておきます。ポイントサイトと合わせて登録しておくと効率的です。
Gポイント
クレジットカードで貯めるポイントはGポイントなので、Gポイントの変換の際に使っています。
交換手数料が5%かかりますが、交換申請の前月1日~交換申請月の4ヶ月後末日までにGポイントサイト内で広告アクションを行い、ポイント加算が完了していれば手数料がポイントバックされますので実質手数料はかかりません。
Gポイントは新しいLINEルートでのANAマイルへの変換では最重要のポイント中継サイトになりました。
PeX
PeXは以前よりよく使っているサイトです
新しいLINEルートの影響でワールドプレゼントにポイント交換する時に使います。必須の中継サイトですね。
ドットマネー
2016年からは交換手数料が無料のポイント中継サイト、ドットマネーが一番人気です。
めちゃくちゃ使い勝手が良くて2018年3月まではドットマネーを中継ルートに使うことしか考えておりませんでしたが、ソラチカルートの改悪にともない並行して重要度が下がってしまいました。
引き続き現金化やアマゾンポイントなどへの変更には便利ですが、マイルを貯めると移転においてはGポイントやPeXの方が重要です。まあなんらかの手を打ってきそうではありますが。
あとは先程も掲載した下の手順のとおりです。
この方法で今までマイル貯めてきましたが本当にリスクはありません。怖いくらいに簡単にマイルが貯まります(笑)
にわかに水面下で陸マイラーブームがおきているようで、金脈であるLINEルート(ソラチカルート)もいつ改悪されるかもわからないのでなるべく早めに利用してみるのをオススメします!
関連記事です。
こちらの記事が古くなったので最新版のANAマイルの貯め方を改めて書きました。
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